見積もり金額をガンガン削る
又、話は戻ります。
最初の改装プランがまとまったところで、
一旦設計事務所を通して建設会社に見積書を出してもらいました。
不明な点を含んだ大目の見積もりが返って来ました。
最初の見積もり額だけで高い安いは決め付けないでくださいね。
よく内容を見てください。
いろいろと気配りをして、いろいろと想定して見積もっった為、
高くなっている事もあるのです。
それはむしろ良心的な会社だといえます。
私は、まず明らかに不必要なものを消しました。
次に同じ工事をもっと安く出来る可能性のあるものにチェックを入れました。
どうすれば安くできるかの相談を兼ねて、設計事務所と打ち合わせ。
Yさんの意向も考慮して、プランを手直ししました。
こした試行錯誤を繰り返した末、最終改修プランと見積もりを決定しました。
造り付けの家具工事を減らし、手持ちの家具か代用品でしばらくはしのぐ事にしました。
お子さんの成長に伴い、使用状況が変わる可能性もあるからです。
Yさんの場合、ご自分で実感しなければ分からない事が多く、
とりあえず大きながらんとした空間を整えてあげて、
この中で住みながらどう使いたいのか考えてもらった方がいいように思いました。
しばらくしてやはり必要だと思ったら、二次工事をすればよいという考え方です。
優先的な工事は、奥さんの再就職に伴う家事の負担の軽減。
それ以外は二次工事に含ませる事で、今回の工事費を抑えたのです。
再就職すれば収入の具合もはっきりします。
二次工事の内容、予算もおのずとはっきりするはずです。
又、Yさんがご自分でDIY出来る事はする事で工費を抑えるようにしました。
LDKの壁珪藻土塗りと床の塗装です。
見積内容を削る判断には思い切りが必要です。
シビアに大胆に!
見積額を当初の65%まで削りました。
私の立場は微妙です。
業者の方には申し訳ない気持ちです。
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