蛍鑑賞

amanafu(あまなふ)

2016年11月28日 13:00

(2013年7月)

私が子供の頃、蛍は身近にいたものでした。

夕の散歩、群舞のように光りながら群がっている蛍をうちわではたき落とし、道にひっくり返った蛍を広い集めて帰宅し、布団を敷いたかやの中に放す。

幻想的な光を眺めながら寝たという思い出があります。

朝になると死んでいたり、弱々しい光になっていたりで、この遊びはすぐにやめてしまったのですが。



娘はまだ蛍を見たことがなく、一度たくさん舞う蛍を見せてやりたいと思っていました。

今年こそわと本格的にいろいろと調べてみました。

そこで目にとまったのが富士宮市(旧 芝川町)にある

「南沢ホタルのせせらぎ公園」

http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/kankou/meisho/hotaru.htm



予定を調整して娘の部活がない水曜日に行くことに。



前日の天気予報では雨。

ダメか、、、

でも当日の様子を見てと思ったらやっぱり雨。

西日本は豪雨だというし、今日を逃して晴れを待っていたらほたるの時期も逃しそう、、、、、

今年もダメなのかなあ、、、

と思いながらパートの帰り外に出てみると雨が上がっていた。

急いで帰宅し、現地に問い合わせてみると

「降るか降らないぐらいのほうがホタルはでるんですよ~。多少降っても大丈夫ですよ~」

え?そうなの?

むしろベストな天気だったの?



行こうー!





見れるかどうかはわからないけどダメもとでとにかく行ってみよう。

アッシー引き受けてくれる夫も早めに帰宅していてくれたしね。

夕食を急いで済ませ、姫(ペット犬)も乗せて芝川方面を目指す。

75号線への曲がり角が少しわかりにくく、途中戸惑う分かれ道もあったものの、無事現地へ。



すでに源氏蛍の旬は過ぎ、今は平家蛍なんだって。

どう違うのかよくわからないのだが、源氏のほうが大きいらしい。

そして平家のほうが出てくる時間が遅いのだとか。



現地到着待つこと30分。

チラホラと瞬くような小さな光。

聞いていたとおり8時からピークで、広い田んぼ一面あちらこちらでほたるが瞬き、まるで小さな宝石のかけらを散りばめたよう。



ほ~、、、、、



肝心の娘は「アイ ウォント ゴー ホーム」と言い出した。

飽きっぽいのは誰に似たんだ~

しばし幻想的な夜を堪能し帰路に。



子供の頃の記憶とは少し違うけれど、これはこれで綺麗だったわ。


来年は源氏蛍に挑戦だー!


あれ?

家族の反応がない、、、、




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