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2017年02月19日

造る事、寄り添う事

あまなふ間取りプロの田中です。

施主様に寄り添う設計というのがどういう事か、先日実感したことがあります。
それは住宅とはまったく関係ないレザーバッグ造りでの事。
以前作って差し上げた緑のバッグの追加注文がありました。

知人:切り落として余った革で同じように縫い合わせてインナーバッグを作りたいから挟みで切ってほしい。

私:え?インナーバッグ?
  この革の厚さでは中に入れたらそれだけでいっぱいになるし、ただ重くなるだけですよ?

知人:厚みが薄くなるようにそげばいいんでしょ?
    寸法にカットしてくれたら、それは自分でやるから。

私:えー、、、、(納得いかない)
  インナーバックを作ったとして、単独でも使いたいのでしょうか?

知人:めったにそれはしない。
    バッグ内を仕切りたいのが目的だから。
    それから、この布を上手く再利用できない?
    (着物生地をほどいたような布)

私:、、、、だったら、本体だけこの革を使うとして、サイドはこの布でいいのでは?
  布を袋状に縫えば革のざらざらした裏側もカバーすることができるし。
  さらに折り返してインナーバックの上部を覆うようにすればいいのでは?
  布ならば押さえれば厚みは自由になるし、物も入れやすいのでは?

知人:それ、いい!
    便利そう!

施主様は、ともすると思いこみが強すぎてご自分なりの解決策やイメージが先走ってしまう事があります。
そして思いこんでしまうと別の考え方ができなくなることも。
そこでご相談内容を額面通りに受けとるのではなく、さかのぼって聞き出す必要があるのです。
根本的な問題はなんなのか?
それを解決する方法は他にないのか?
カウンセリングを重視するゆえんです。

お悩み事はお気軽にご相談ください。

090-56053335 田中 (9:00~18:00)
amanafu2016@gmail.com  「あまなふ間取りプロ」



  


Posted by amanafu(あまなふ) at 12:58Comments(0)住宅設計の考え方