2016年11月23日
イメージスケッチ

元々和風のトイレだったので、リフォーム後も和風に。
元の男子トイレと女子トイレの照明として、左右の間仕切りの中間に裸電球がついていました。
これもそのまま活かして間仕切り壁を作り替えました。
元々の照明を活かすことで天井は手を付けなくてよくなり、コストダウンになりました。
まだタンクレストイレの普及する前でしたが、その発想はすでに考えていました。
このスケッチでは収納扉の中に隠すデザインになっています。
普段の使用に支障がない部分は極力いじらない事にしました。
正面に分電盤があるのですが、これをパネルで隠し、その中に照明を設置することで、間接照明として利用するアイディア。
2016年11月23日
トイレ工事完了

工事完了です。
間仕切り壁+ドアを造作しました。
前記したようにこのドアは意図した通りの開き方にすることができませんでした。
でも横にすりぬけることはかろうじて可能でした。
狭くても行き来できる事は、掃除の為だけではなく、なにかと便利だったようです。
トイレの回遊動線になっていますから。
簡素な洗面器を取り付けただけですが、床の水濡れが
少なくなり、ご満足いただけました。
タオルハンガーは親しくなった大工さんが見つけた竹
で造作してくれました。
スイッチはもとの位置のままです。
廊下を取り込んだことでトイレとしては変則的な位置に
なってしまいましたが、支障なくお使いのようでした。
奥のサブの和式トイレは、もともとは和式便器派の方
のご要望だったのですが、それだけではなく、入浴時
など他のご家族も重宝しているとのことでした。
カラーコーディネートです。
若草色の壁に合わせ、サクラ色の便器にしてみました。
和便器はクリーム色です。
.
2016年11月12日
現場監理は大切
さて、今回は工事監理はしない為、施工業者に以上を平面図と展開図、仕様書にまとめ、内容説明をして、手渡してきました。
内ドアが和式便器にあたる事は分かっていたので、便器のふちがフラットな機種を選び、型番も図面に記入しておきました。
しかし、どんなに小さな工事でも現場を見ないとだめなんですね。
記入した便器の型番まで職人さんは確認していないんですよ。
工事後、後日うかがったら普通の便器が入っていて、当然ドアが便器にぶつかって全開しないんです。
とほほ、、、
どんなに小さな工事でもリフォーム工事と言うのは、工事進行とともに疑問点が次々に出てきます。
そのたびにUさんから電話がかかってきて、逐一ご返答しました。
・壁の色は?
→ 廊下の一部を取り込んでいるのでそれに合わせて廊下と同色でよい。
・ドアのサイズ(高さ)が新設した枠より小さいがどうしたらいいか?
→ 上枠に合わせてそのまま使ってよい。下の隙間は換気口と考える。
・サブトイレのドアは?空間が狭いんだが?
→ アコーディオンカーテンの間仕切りでよい。(家族だけの使用だから)
・トイレ照明が真ん中にあり、間仕切り壁があたる。
→ 壁はドア高さまでとする。つまり照明から上は空間があいている。
・新設の廊下との間の壁の仕上げは?(微小な面積なんだけど)
→ 上も横も明り取り用の曇りガラスを入れるだけでよい。
・間仕切りドアのノブはどうするのか?
→ 出っ張らないようなもので、壁に溶け込むものを。
素人の方が職人さんにその場で即答するのは大変な事の様で、こんなに小さな工事なのに疲れると言っていました。
申し訳ないことをしました。
私にとってこの現場は、どんなに小さな工事でも監理しないと意図した物にはならないのだと言う戒めになりました。
内ドアが和式便器にあたる事は分かっていたので、便器のふちがフラットな機種を選び、型番も図面に記入しておきました。
しかし、どんなに小さな工事でも現場を見ないとだめなんですね。
記入した便器の型番まで職人さんは確認していないんですよ。
工事後、後日うかがったら普通の便器が入っていて、当然ドアが便器にぶつかって全開しないんです。
とほほ、、、
どんなに小さな工事でもリフォーム工事と言うのは、工事進行とともに疑問点が次々に出てきます。
そのたびにUさんから電話がかかってきて、逐一ご返答しました。
・壁の色は?
→ 廊下の一部を取り込んでいるのでそれに合わせて廊下と同色でよい。
・ドアのサイズ(高さ)が新設した枠より小さいがどうしたらいいか?
→ 上枠に合わせてそのまま使ってよい。下の隙間は換気口と考える。
・サブトイレのドアは?空間が狭いんだが?
→ アコーディオンカーテンの間仕切りでよい。(家族だけの使用だから)
・トイレ照明が真ん中にあり、間仕切り壁があたる。
→ 壁はドア高さまでとする。つまり照明から上は空間があいている。
・新設の廊下との間の壁の仕上げは?(微小な面積なんだけど)
→ 上も横も明り取り用の曇りガラスを入れるだけでよい。
・間仕切りドアのノブはどうするのか?
→ 出っ張らないようなもので、壁に溶け込むものを。
素人の方が職人さんにその場で即答するのは大変な事の様で、こんなに小さな工事なのに疲れると言っていました。
申し訳ないことをしました。
私にとってこの現場は、どんなに小さな工事でも監理しないと意図した物にはならないのだと言う戒めになりました。
2016年11月12日
トイレリフォーム
Uさん宅のトイレは、男子用小便器の奥に男女兼用の和式便器のある昔ながらの間取りでした。

・男女トイレ共狭い上、出入り口周りも狭くて使用に不便。
・ウォシュレット便器にしたいのでその為にも広い個室がほしい。
・家族が多いので(男2人、女4人)できれば個室が二つほしい。
条件としては
・増築や大規模な改造するような予算はない。
・隣接する玄関ホールからトイレの出入りを直接見られたくない。
実際のトイレを見せていただきました。
確かに狭いですね。
リフォーム業者に依頼すると、男女二つのトイレを一つにして終わるような工事になりがちと思われます。
こんな風な ↓

このプランでは、ご家族人数に足りないが、
「狭いから二つは無理です。」
業者からそう言われて諦めるケースになりがちかと。
でも私は諦めたくはない!
さらにお話を伺ってみました。
すると、
・お客用に見栄えのよいトイレがほしい。
・手洗は床が水で汚れないように大き目のものがほしい。
というメインになるトイレと、そこがふさがっていた時に使えるサブのトイレがあればいい事がわかりました。
サブトイレは家人のみが使うのでこだわりはないという事です。
そこで、次のような改装プランをご提案しました。
・サブトイレはあくまでも予備と割り切り、洗面脱衣所から出入りし、
必要最小限の広さ、仕上げも簡素とする。
・メイントイレは廊下のへこみ部分を取り込み、幅は隣トイレと板で仕切るだけとし、広さをえる。
・手洗器はトイレ用の小さなものではなく、小型洗面器で代用する。
・ドアは既存のものを転用する。
・隣トイレとの間に掃除しやすいように行き来できるドアをつける。


・男女トイレ共狭い上、出入り口周りも狭くて使用に不便。
・ウォシュレット便器にしたいのでその為にも広い個室がほしい。
・家族が多いので(男2人、女4人)できれば個室が二つほしい。
条件としては
・増築や大規模な改造するような予算はない。
・隣接する玄関ホールからトイレの出入りを直接見られたくない。
実際のトイレを見せていただきました。
確かに狭いですね。
リフォーム業者に依頼すると、男女二つのトイレを一つにして終わるような工事になりがちと思われます。
こんな風な ↓

このプランでは、ご家族人数に足りないが、
「狭いから二つは無理です。」
業者からそう言われて諦めるケースになりがちかと。
でも私は諦めたくはない!
さらにお話を伺ってみました。
すると、
・お客用に見栄えのよいトイレがほしい。
・手洗は床が水で汚れないように大き目のものがほしい。
というメインになるトイレと、そこがふさがっていた時に使えるサブのトイレがあればいい事がわかりました。
サブトイレは家人のみが使うのでこだわりはないという事です。
そこで、次のような改装プランをご提案しました。
・サブトイレはあくまでも予備と割り切り、洗面脱衣所から出入りし、
必要最小限の広さ、仕上げも簡素とする。
・メイントイレは廊下のへこみ部分を取り込み、幅は隣トイレと板で仕切るだけとし、広さをえる。
・手洗器はトイレ用の小さなものではなく、小型洗面器で代用する。
・ドアは既存のものを転用する。
・隣トイレとの間に掃除しやすいように行き来できるドアをつける。
