2016年11月11日
計画

今回の計画をまとめてみました。
問題点 : (図面参照)
・キッチン台の高さが高く、又、流しの下しか開けることができなかったので、
車椅子で調理全般の作業をするのに支障がある。
・キッチン台の前の食卓との対面開口部の下枠が高く、
車椅子では食堂側から配膳や片付けができない。
又、奥様の腕の具合が悪くなったため、台所からも配膳ができなくなった。
・収納棚のカウンターの高さが高く、車椅子では配膳や食品の管理などに支障がある。
・キッチンの通路幅が狭く、車椅子での作業、車椅子同士のすれ違いに支障がある。
・食器棚の扉が上下とも開き戸の為、車椅子では取り出しにくい。
解決策 : (図面参照)
*1 キッチン台の下をすべて開放し、車椅子でも左右に自由に動ける様にする。
キッチン天板の高さも低くし作業がしやすい様にする。
又、フラットな天板にする事で、食堂側からの作業もしやすくする。
*2 収納カウンターの高さを低くすると共に
車椅子で手の届く範囲を考慮した収納計画(適材適所、スライド式等)で、
車椅子での作業がしやすい様にする。
*3 コンロをIHにし、車椅子での調理の安全性を確保する。
*4 通路幅を充分取り、車椅子同士のすれ違い、共同作業がしやすい様にする。
寸法はなんども実際に車椅子で動いてもらい、慎重に決めました。
Posted by amanafu(あまなふ) at 22:22│Comments(0)
│T様キッチンリフォーム工事