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2016年11月26日

イメージを伝える方法

自分がどんな家を建てたいのかはっきり分かっている方も、それを業者に伝える事は難しいものです。
優秀な設計士ならば施主の潜在の要望、志向までも感受し、好み通りのプランをまとめてくれるでしょう。
それでも、施主側から積極的な説明があれば話が早い。
一般的な方法としてよく気に入った雑誌の写真を切り抜いておくとよいといわれます。
それを一歩進めてイメージボードを作ってみたらどうでしょうか?

方法

1 : 写真をコラージュ。

住宅やインテリアに係わるものでなくてもいいです。
好きな花、好きなCDのジャケット、なんでもいいから切り取っては貼っていきます。

2 : キーワードの書き込み

貼った写真の空いている部分に気になる言葉をメモしていきます。
好きな言葉
好きな物
好みの雑誌
好きな作家
建築家、、、

同じカントリーテイストでも男性的なのか女性的なのか、スマート、洗練、微妙に違うものです。
お気に入りの小物や言葉などを見る事で嗜好が伝わりやすくなります。
自身の再確認にもなります。
一つ作っておいて、打ち合わせなどに持っていくとイメージがぶれないのではないでしょうか?

参考までに、私自身の好みで作ってみたイメージボードです。
書籍名や建築家などの固有名詞はここには載せませんでしたが、固有名詞を沢山いれるとイメージはよりはっきりとします。
かなり前に作ったので一部古いところもありますが(今の自分とも多少違うかも?)、それもまた資料として面白いと気づきました。
私の好み、伝わりましたか?


  


Posted by amanafu(あまなふ) at 13:05Comments(0)住宅設計の考え方

2016年11月26日

動線は大事よ(3)・回遊動線

このプランの特徴は、回遊性の動線になっている事です。

メーン動線は玄関ホールからリビングに出入りする動線。

サブ動線は、キッチンから水まわりを通る動線。

さらにこのプランでは、和室を抜ける第三の動線もあります。




よくあるのは、サブ動線が中廊下になっているプラン。

ですが、このプランのようにキッチンと洗濯場等をつなぐだけならば、廊下にする必要はないのでは?
さらに半分に区切れば脱衣室が個室化します。

一見浴室の下の空間が無駄に思えますが、収納や家事コーナーとして使うことで有効利用ができます。

階下は収納として両側から使うことができます。

玄関ホールに目隠しすれば、階段から水周りへの動線を玄関の来客から隠すことができます。


方位は下が南ですが、90度ふって反転させダイニングを南西角にしてもいいでしょう。

他のアレンジとしては、キッチンを水廻りの方に食い込ませ、ダイニングを横に持ってくるパターン。

外部の北東方向が解放されている場合には、そちらの方から朝の光が得られます。

採光は南からとは限らないということ。

北向きも四季を通じて穏やかでさわやかな外気が得られることもありますので、固定概念にとらわれずに考えていきましょう。
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Posted by amanafu(あまなふ) at 12:04Comments(0)住宅設計の考え方

2016年11月26日

マンション;ファミリータイプを単身向けに


マンションの間取りは戸建て以上に決まり切ったものが多いです。

形状的に制限が多いですから仕方がないのかもしれません。

ファミリータイプの物件は、子供がいる3~4LDKが中心と思います。

近年家族構成は以前ほど普遍性がなくなっていますので、購入者のニーズに合わない場合も多いでしょう。

それを見越して、内装をしないスケルトンの状態で販売するケースもありますが、素人の施主には戸惑いが大きい事も現状です。

又、一人暮らしで合っても若者だけではなく、年齢が上がってきてもいますので、荷物が多くもなってきています。

この為、本来の単身者向けのマンションでは手狭というケースもあります。

広さはファミリー向けの物件がいいのだが、間取りが単身者に合わないという問題が生じます。



そう言う場合の間取りの変更を考えてみました。




左は3LDKの物件ですが、水回りが古く狭いです。



これを衣装の多い独身キャリアウーマンの為の部屋に変えてみました。

必要な要素は、LDK +寝室+予備室+ウォークインクローゼット+納戸+水回り、それに在宅ワークコーナーでしょうか。

食事はローテーブルでとる方式ですのでLDKというよりLKですね。

実際の一人暮らしの方は、一人でもダイニングテーブルで食事をするのでしょうか?

私の周囲では、リビングのローテーブルでちゃぶ台のように座って食べる方が多いです。

予備室はいらないかもしれませんが、年代があがると、客にリビングでごろ寝というのもさせにくくなるものです。

又、畳への愛着も出てくる場合もありますので、畳の間もフレキシブルに使える部屋としてあってもいいかもしれません。

規格の物件ではどうしても収納が少ないですから、特に女性には不便なものです。

ここでは脱衣洗面所までつながったウォークスルーのたっぷりとした収納力の納戸にしてみました。


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Posted by amanafu(あまなふ) at 11:54Comments(0)住宅設計の考え方

2016年11月25日

動線は大事よ(2)

動線から間取りを計画するのですが、家具の配置も重要になってきます。
また必ずしも広さイコール暮らしやすさではないのです。


下図はある別荘のダイニングキッチンです。
ここに玄関、和室、洗面室からの動線が集まっています。
一見広いDKのように見えますが、DKに入ってからが漠然としています。
中央にダイニングテーブルや椅子を置いたら、移動するのに狭くなりそうです。

玄関はまるで勝手口みたい。
DKの部屋にはほとんど家具を置く壁もないし、よく見ると、下足入れ、洗濯機置き場などもありません。
こういう間取りを‘ 勝てにすればぁ動線 ’と呼びたくなります。
不特定多数を対象とするマンションやアパートなどにもよく見られる動線です。


そこでキチン台を直角にふって見ましょう。
 動線の流れを作ってあげるのです。
こうするとおのずと‘たまり’ができ、そこが玄関になり、キッチンになり、食事コーナーになります。
はじめよりも部屋が狭くなったと思われるかも知れませんが、それぞれの動線は専用になるので動きやすく、各コーナーも専用なので空間をすべて使う事ができます。
食卓セットの椅子も大振りのゆったりとした物が置けるので、ラウンジとしても使用できるでしょう。
なにより空間が引き締まったと思いませんか?
 *バリエーションとしては、食卓をキッチン台を伸ばした形につなげるパターンもありますが、
  動線は回り込む形になります。


 
  





  


Posted by amanafu(あまなふ) at 21:02Comments(0)住宅設計の考え方

2016年11月25日

動線は大事よ

動線と言うのは人の動きです。
これを考える事によって空間を有効に使う事ができます。
どのように暮らしたいかによって動線は変わってきますし、それに伴って間取りが決まります。
たとえば、帰宅してシャワーを浴びてから室内着に着替え、その後リビングで寛ぎたい人は



     玄関  →  浴室  →  クローゼット  →  リビング   と言う動線



この場合、浴室のそばにファミリークローゼットのような着替える場がある間取りが便利でしょう。




壁一枚で動線が変わる実例です。
 
りフォーム前
 狭い上に真ん中の廊下で家の中が分断されています。
 庭に面した6帖間がリビングなのですが、DKから引き戸二箇所を通って行かなければなりません。
 トイレには手洗い器が無いため、壁を回り込んで洗面所まで行かなくてはなりません。  



リフォーム後
 トイレと洗面脱衣室の前の間の壁を取って動線を変えてみます。
 洗濯機を含めた広いサニタリーになり、タオルや下着などの収納チェストも置けました。
 トイレの動線が変わったので、廊下をなくし、二箇所の引き戸を取り外したらDKとリビングがつながりました。
 ダイニングテーブルを置くスペースも生まれました。


 動線は水の流れに似ています。
何も考えていないと、洪水のように混乱した空間になってしまいます。
それぞれの流れを考え意味を与える事で有効な空間が生まれるのです。 








  


Posted by amanafu(あまなふ) at 20:47Comments(0)住宅設計の考え方