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2016年11月18日

生活パターンを把握しましょう

話は少し戻ります。

ウォークインクローゼットをどういうふうにするかで、いろいろと悩みました。

寝室にクローゼットがついているのが一般的ですが、それが誰にとっても使いやすいかは分かりません。

B子さんは毎朝、朝シャンしてから身支度を始めます。


ならば、洗面脱衣室に近い廊下から入るWICでもいいのかもしれません。



あるいは和室から寝室までのウォークスルークローゼットというのも便利かもしれません。

押し入れ機能は、クローゼット内に含ませてしまえばいいし。

和室から廊下に出るフスマ戸を新設すれば、そのすぐ外が脱衣室ですから、便利ではないかと。



どうしたいのかB子さんに聞いたのですが、素人の方はなかなかイメージがつかめないようで答えが出ません。

そこで、生活のパターンをよく聞いてみることにしました

 



朝起きる




浴室で朝シャン



髪を乾かしながら、朝食



化粧



着替え



出勤



ん?化粧?

どこで?

・洗面脱衣室

・窓際のコーナー



と、ここでB子さんが突然言い出しました。

母の形見の鏡台を持ってきて使いたい、、、



え?

、、、、寝室に置きますか?



ということでやっぱりWICは寝室に付けることになったのです。



蛇足ですが、和室と寝室を逆転するという変更案もあると思います。

でも、B子さんは、あえて寝室がLDKよりも遠いほうが生活に区切りがついていいらしいです。

今お住まいのアパートは普通よりは広いものの、ほぼワンルームのような住まい方なので、はっきりと食寝分離の間取りが好ましく思えるようでした。


<入居後>
お化粧は洗面所の大きな鏡の前が定位置になっていました。
広い洗面カウンターの上には所狭しと、お化粧品の数々が。


 

  


Posted by amanafu(あまなふ) at 22:16Comments(0)B子さんのマンション購入作戦工事実例

2016年11月18日

担当営業さんが素晴らしい!

私の住所とB子さんのお住まいや購入予定マンションはかなり離れています。
このマンションの販売会社も。

なので、B子さんとの打ち合わせはもっぱらメールと電話ですることになります。

マンションの担当営業さんとも同様の方法で打ち合わせをしました。



こちらの要望や質問を図とメールで送り、向こうから詳細図や工事部からの見解がまたメールや電話で返信される。

それをまた、こちらで検討し、代案を送るという作業を毎日のように行いました。



例えば前回の和室の収納部を決めるまでのメールの例です。


                                  
質問文にこういった図を添付して、メールで送ります。

電話やメールでもわかりやすいように記号で指示します。



さらにB子さんにも必要なものは転送し、検討事項を相談します。

B子さんは仕事が忙しく、スケジュール調整をしながらのやりとりになりました。

いちいち許可を得ずに私に一任せてもらえる範囲も決めて、作業効率を上げました。

とにかく時間がなかったので。



一番ありがたかったのは、担当営業さんの理解力が素晴らしかった事です。

こちらの希望を明確に理解してくれ、打てば響くように返信が来ます。

そのためまったくストレスを感じることなくさくさくと作業が進められました。

これは非常に重要なことです。

理解力のない担当だったらと想像するとぞっとします。

何度も説明したり、言いたいことが通じなかったり、ものすごいストレスだったでしょう。

たぶん、今回の変更案を期日までにはまとめられなかったとも思います。



また、この営業さんは、とても誠実で嫌な顔もせずに(電話やメールでもわかります。)こんなわがままで面倒な要望に付き合ってくれました。

本当に感謝しています。



この方に巡り会えた事も今回の物件購入は縁だったんだなあと思いました。









  


Posted by amanafu(あまなふ) at 21:57Comments(0)B子さんのマンション購入作戦工事実例

2016年11月18日

変更の変更プラン(1)

間取り変更の見積もりがことのほか安かったので、もう少し見直してさらに便利になるように追加工事をしてもらってもいいかなと思いました。

見積もり提示を待ちながらも、あれこれと考えてもいました。

採用したこと妥協したこと取り混ぜて書き並べてみます。



① 和室のフスマ戸




キッチン出入り口前のフスマ戸は壁にし、代わりに洗面所前から廊下に出入りできるようにした方が便利ではないか?

B子さんはこの和室を客用寝室にも使いたと考えています。

泊まったお客様が、フスマ戸やドアを通りながらリビングを回り込まないで、直接廊下に出たりトイレに行けるのは便利なのではと思います。

確かに二方向にフスマ戸が開けられれば開放的かもしれないが、横側をあけたとしても見えるのはキッチンの中。

これでは意味がないのではと思いました。


理想的なのは両方にフスマ戸があり、臨機応変に使い分けできれば便利でしょう。


さて実際に可能なのかマンション担当者に問い合わせてみました。



答え↓

中間の壁の強度を保証できないので不可という返答でした。

廊下側に移動することは可能とのこと。

どちらか一方のみの選択、さてどちらがいいのか、、、、

検討した結果、ここは標準のままでよいことにしました。

② 洋室(2)=寝室の広さ



カタログの小さな平面図では気にならなかった洋室(2)の柱型が、詳細図ではかなり飛び出していることが判明。

一般にマンションの柱などの構造体は、低層階ほどどっしりと大きく上層階に行くほど細く小さくくなります。

カタログは中層階の基準階で作成されていて、それよりも低層階の今回の物件の実際の柱はカタログよりも大きかったということなのでしょう。


B子さんはこの部屋を寝室として使う予定で、現在お使いのベットを運び入れるつもりでいます。

窓際にスッポリとこのベットが入れば部屋は広く使えますが、柱型の飛び出しによる内法が微妙な寸法なのです。

柱型を避けてベットを配置するとしたら、当初の部屋の寸法よりも広くしなければなりません。

でもそれはWICが狭くなることを意味します。

両方が都合よく成り立つ配置や寸法は?



検討した結果ベットは上図のような配置とし、縦寸法は3mと決めました。

柱型が飛び出た変形のほぼ5帖ほどの広さとなります。

B子さんは、全ての用を済ませてから寝るだけに使うということなので、この広さでも不便ではないかと思います。

B子さんに似たような広さの空間を見ていただき、了解していただきました。



窓際に入る長さの短いベットに買い換える事も検討しました。

ただ、窓の外は共有廊下のため、B子さんとしてはあまり窓際にぴったりと寄せるのも落ち着かないかもしれないとも感じていました。

窓からベットを離し、壁にずらっと本棚を並べるという配置の方が落ち着くようです。

寝室の広さは最小限寝るだけの広さでいい、それよりもウォークインクローゼットの方を広く。
担当営業さんは、寝室は広くゆとりのある方がくつろげるというお考えで、私たちの考え方にずいぶん戸惑っているようなのが、面白いと思いました。^^


③ 和室収納部




B子さんはご両親のお位牌を守っていらっしゃいます。

いずれごく小さな仏壇を買いたいと考えていました。

そのお仏壇を置けるカウンターを造作することにしました。


その横の押入れ。
押し入れといえば通常奥行は半間(約90㎝)です。

標準プランも訂正してもらった詳細図も押し入れの奥行は芯々で80センチでした。
でも本当にこれだけの奥行きが必要なのでしょうか?

B子さんがお持ちの客用敷布団は折りたたむと立てて置くことができるハードタイプです。

ならば布団のしまい方を工夫すれば奥行は80センチもいらないのでは?

客用布団さえ収納できればいいので、横幅もさほど必要ありません。

そこで布団の平面を奥の壁に立てかけるように入れ込むようにして収納することにしました。

布団を三枚折にすると厚みは約20センチ、つまり押し入れは奥行の内寸が40センチあれば敷布団が二枚入る計算になります。

仏壇カウンターの奥行と合わせて芯々で50センチにすることにしました。

和室の両サイドから仏壇と押し入れを取ると、少しではありますが、WIC側から使える収納もふやせます。



ここでデザイン的にひらめいた事があります。

標準プランでは和室に板間がついています。

当初の変更依頼ではこれをとってもらいましたが、このまま飾り床とし、その上部に吊るように仏壇カンターや間仕切り壁を作ったらどうか?

展開図を書いてバランスを検討してみます。



ただこの設計が可能なのか?

マンション工事部に確認してもらったところ、飾り床の幅次第では可能だと回答をいただきました。

相談しながらお金のかからない方向で微調整をしていきました。



決定デザインはこれ↓




④この和室収納部の変更に伴い、廊下側の収納も変更になります。

猫コーナーの寸法は二転三転し、最終的に奥行を狭め、その分WICの幅を広くすることにしました。

わずか10センチの事なのですが、されど10センチです。




  


Posted by amanafu(あまなふ) at 21:46Comments(0)B子さんのマンション購入作戦工事実例

2016年11月18日

概略見積もり

前回説明したようにこのマンションの間取り変更は、水回りは動かすことができません。

となるといじれるのは玄関側の北側半分ということになります。

金額を抑えるためには不要な間仕切り変更もなるべくしないほうがいいでしょう。

そこで洋室(2)・和室の縦寸法を縮め、中間の収納部分を広くし、ここを暮らし方に合わせて細かく設計しようと考えました。

とにかく変更する場合、金額はいくらになるのか?概略の見積もりを出してもらうことにしました。
それがB子さんのご予算に合うのか確認しない事には判断できませんので。



基礎変更案です。↓



① 土間収納を新設

床は玄関土間とフラット(仕上げはモルタルでも可)

扉は洋室(1)のクローゼット扉を転用(下部隙間をあけて取り付ける)



② 標準品のシューズクローゼットを移動

扉の面は同じまま、洋室(1)のドア際まで移動



③ 洋室(2)のクローゼットを広いウォークインクローゼットに拡大

ハンガーパイプや扉は、標準品を転用



④ リビングドア移動

洗面脱衣室とトイレの間にドアがあるのは邪魔なので、LDKのみを仕切る位置に移動する



⑤ 廊下収納移動

洋室(2)の縮めた縦寸法に合わせ、扉や内部は標準品を転用。



⑥ 和室の板の間不要、代わりに押し入れを移動。

内部は、布団収納と仏壇にしきりたいが詳細はまだ未定。



⑦ 猫コーナー新設

手持ちの猫ゲージ収納(トイレ内蔵)





さてこの内容で見積もり依頼してから待つこと1ヶ月。

なぜこんなに待たされるのか?

先のお客様への対応を順次しているので、、、という説明。



間取り変更依頼は契約してからでないと受け付けてはもらえない。

でも、見積もり金額がわからなくては契約できない。



このジレンマの中、待つのは長く感じられます。





そしてやっと見積額を提示されたのが 9月29日。

金額は、なんとたったの21万円!@@

B子さんも耳を疑うほどの低価格でした。



・工事前だという事

・徹底して標準品を転用し、そのほかは妥協した事



タイミングとやり方がとてもうまくいったのです。

ただし、条件があります。

マンション会社からの注意点を転記します。



【注意点①】

上記、21万円の工事金額は10/19日の締切日までにご注文を頂いた場合であり、期日を過ぎてのご注文になりますと同じ工事内容でも金額が高くなる点をご注意下さいませ。



【注意点②】

添付図面の工事内容を別の工事内容に変更する場合には、10/19日の締切日を過ぎると工事内容によってはご対応出来ない場合やご対応できる場合でも締切日前より金額割高になってしまう点をご了承下さいませ。





つまり、タイムリミットが厳格にあるということです。

その間わずか二十日。

大雑把な今の変更案を細部まで検討し、変更金額も確認しながら決めてしまわなければなりません。

そして契約の決断も後二十日でしなくてはならないのです。



間取り変更依頼は契約してからでないと受け付けてはもらえない。

でも、見積もり金額がわからなくては契約できない。



マンション会社からの追加注意点です。↓



【注意点】

お見積金額が解る前にご契約手続きを行うケースは、よくあり珍しいことでございませんが、もし、ご契約後にお見積金額等がご不満でキャンセルを行う場合は手付金放棄による契約解除になってしまいます。



担当営業マンとの怒涛のメールのやり取りが始まりました。  


Posted by amanafu(あまなふ) at 21:03Comments(0)B子さんのマンション購入作戦