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2016年11月25日

動線は大事よ(2)

動線から間取りを計画するのですが、家具の配置も重要になってきます。
また必ずしも広さイコール暮らしやすさではないのです。


下図はある別荘のダイニングキッチンです。
ここに玄関、和室、洗面室からの動線が集まっています。
一見広いDKのように見えますが、DKに入ってからが漠然としています。
中央にダイニングテーブルや椅子を置いたら、移動するのに狭くなりそうです。

玄関はまるで勝手口みたい。
DKの部屋にはほとんど家具を置く壁もないし、よく見ると、下足入れ、洗濯機置き場などもありません。
こういう間取りを‘ 勝てにすればぁ動線 ’と呼びたくなります。
不特定多数を対象とするマンションやアパートなどにもよく見られる動線です。


そこでキチン台を直角にふって見ましょう。
 動線の流れを作ってあげるのです。
こうするとおのずと‘たまり’ができ、そこが玄関になり、キッチンになり、食事コーナーになります。
はじめよりも部屋が狭くなったと思われるかも知れませんが、それぞれの動線は専用になるので動きやすく、各コーナーも専用なので空間をすべて使う事ができます。
食卓セットの椅子も大振りのゆったりとした物が置けるので、ラウンジとしても使用できるでしょう。
なにより空間が引き締まったと思いませんか?
 *バリエーションとしては、食卓をキッチン台を伸ばした形につなげるパターンもありますが、
  動線は回り込む形になります。


 
  





  


Posted by amanafu(あまなふ) at 21:02Comments(0)住宅設計の考え方

2016年11月25日

動線は大事よ

動線と言うのは人の動きです。
これを考える事によって空間を有効に使う事ができます。
どのように暮らしたいかによって動線は変わってきますし、それに伴って間取りが決まります。
たとえば、帰宅してシャワーを浴びてから室内着に着替え、その後リビングで寛ぎたい人は



     玄関  →  浴室  →  クローゼット  →  リビング   と言う動線



この場合、浴室のそばにファミリークローゼットのような着替える場がある間取りが便利でしょう。




壁一枚で動線が変わる実例です。
 
りフォーム前
 狭い上に真ん中の廊下で家の中が分断されています。
 庭に面した6帖間がリビングなのですが、DKから引き戸二箇所を通って行かなければなりません。
 トイレには手洗い器が無いため、壁を回り込んで洗面所まで行かなくてはなりません。  



リフォーム後
 トイレと洗面脱衣室の前の間の壁を取って動線を変えてみます。
 洗濯機を含めた広いサニタリーになり、タオルや下着などの収納チェストも置けました。
 トイレの動線が変わったので、廊下をなくし、二箇所の引き戸を取り外したらDKとリビングがつながりました。
 ダイニングテーブルを置くスペースも生まれました。


 動線は水の流れに似ています。
何も考えていないと、洪水のように混乱した空間になってしまいます。
それぞれの流れを考え意味を与える事で有効な空間が生まれるのです。 








  


Posted by amanafu(あまなふ) at 20:47Comments(0)住宅設計の考え方